第10,11回講座「野菜入門」

講師 甲田暢男
開催場所 佐倉圃場
開催日時 2013年5月30日

テーマは、さつまいもと落花生の植付け実習
シニア自然大学佐倉圃場にて



第10・11回講座 「野菜入門」(1)

講師 甲田 暢男氏(NPO法人ちば農業支援ネットワーク理事)
日時 平成25年5月30日(木)10:00~15:00
場所 千葉シニア自然学校専用圃場(佐倉市)

昨日、例年より10日も早く梅雨入りした。季節は春から夏に移り変わる。甲田暢男講師による「野菜入門」講座は野外での実習。雨が心配されたが小雨に止まったので、予定通りにサツマイモと落花生の植付けが行われた。佐倉市に設置されたシニア自然学校専用の圃場が実習場。岩名運動公園の入口駐車場脇にあり、緑に囲まれた谷津の畑である。いきなりの実習となったが、先ずは野菜の植付けを通して農作に親しむことができた。

サツマイモの植え付け実習は、畑の畝作りから始まり、肥料やり・マルチシート張りの順に作業を行い、最後に3種類の苗(紅あずま・紅はるか・パープルスイートロード)を植えた。参加者全員で取り組んだので1時間で終了。植え終えた頃に降り始めた雨のためにビニールハウスに移動し、午後から行う落花生の植付けのためにさやから粒を取り出す作業を行った。そのうちに小雨に変わったので、急ぎ植え付け作業に取り掛かり、午前中には完了することができた。講座は時間を早めて終わることになった。

雨が降り始め、ビニールハウスで講義する幸田暢男講師。スベリヒユ(雑草)の除草は早めに!と注意を促す。専攻科と共同で使う圃場。ビニールハウスは専攻科(農業コース)受講生によって作られたもの。佐倉市立岩名運動公園駐車場の圃場。説明を聞いて作業開始。写真はさつまいも植え付け前の畑の様子
畝づくり開始。手慣れた人、初めての人と鍬をもつ手つきはさまざま畑に肥料を撒く。手慣れぬ人には適量を撒くのが難しかった!肥料「3-10-10」。成分比率(窒素3、りん10、かり10)の化成配合肥料
シートで被い、30㎝間隔に穴を開け、苗(蔓)を斜め植えした。植え付け終了。数回除草するだけ。水もやらず放ったらかしても芋は成長!植え付けしたさつまいもの苗。(紅はるか)焼き芋が美味しい芋だ。
パープルスイートロード(紫芋)。菓子づくりに使われる。雨宿り中の作業となった落花生(千葉半立)のさや(殻)剥き。小雨も止み、1穴に2つずつ粒を植える。手つきも慣れてきて作業は捗った。サツマイモと同じ時期の収穫となる。

厄介な雑草 スベリヒユ
畑のスベリヒユは早く摘み取らないと、非常に厄介な雑草となる!

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