渡り鳥と出会って知る、命、地域、地球、宇宙
講師 | 安西英明 |
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開催場所 | 谷津干潟自然観察センター |
開催日時 | 2013年5月8日 |
渡り鳥と出会って知る、命、地域、地球、宇宙
谷津干潟自然観察センターと周辺にて安西英明講師
谷津干潟全景
谷津干潟自然観察センターに集合。午前中、センター内の教室で施設の紹介に続き、安西講師の講義を聞いた。その後、センター内の観察ポイントに移動、干潟に飛来してこれから北や南に向かうた鳥たちの束の間の休息を観察した。最初に仲の良いセイタカシギの番いを発見、奥の方に数羽のコガモの家族らしい姿が見えた。更に、広い干潟が観察できるポイントに場所を移して観察を行い、持参した双眼鏡でダイゼンの集団、チドリ、オオヨシキリを確認、次いで、北極海からニュージーランドまで渡る珍しいオオソリアシシギが居るのを講師が見つけたと案内があり双眼鏡で探した。遠すぎてカメラで撮ることはできなかったので、代わりに解説書に紹介してあるものを撮ってきた。白が鮮やかなダイサギが干潟で餌を漁っており、その隣にカワウが居るとの声が上がる。小さな点が見えたが、それが水に潜って魚を捕獲中のカワウだった。その他、アオサギなども来ていると教わり、ここまでで9種の渡り鳥を見ることができたことになる。
午後からは、外に出て観察を行った。冒頭、自ら採取してこられた珍しい蜘蛛を見せ 、蜘蛛の研究は昔からやってこられたこととか。講師の解説は蜘蛛に止まない。周辺を歩きながら植物や野鳥たちの生態の解説と多岐にわたるもので、標題にある「渡り鳥と出会って、命や地域、地球」のことに思いを寄せる講義であった。解説中の安西講師
講義中谷津干潟自然観察センター
仲睦まじいセイタカシギの番い
休憩中のコガモ
タイゼンが多く飛来していた
タイゼンの解説
双眼鏡で観察中
白が鮮やかなダイサギ
一羽魚を獲るカワウ
チドリの群れ
ダイサギとカワウ
チャウシギ?
オオヨシキリ
オオヨシキリ模型
埋め立てられる前の谷津干潟(右)と今
オオソリハシシギ