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ロングトレイルとは、「踏み跡」を意味する、人が歩く道のことです。また、「歩きながら地域の自然や文化を楽しめる道のこと」とも理解されています。アメリカやニュージーランド、ネパール、ヨーロッパなどの世界的に有名なロングトレイルを参考に、日本でも様々なロングトレイルの整備が進められています。 |
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千葉県の南房総をまわる全長100kmを越えるロングトレイルで、既存の短距離コースを全てつなげることで最終的には南房総を1周できるようにする構想です 。
南房総の温暖な気候のおかげで年間を通してロングトレイルを楽しむことができ、花や里山の四季を楽しめます。山岳トレッキングなどのように重装備を必要としないばかりか、コース上には市街地もあり、コンビニなどを利用できる手軽さも特徴の一つとなります。
国道・農道・ハイキングコースなどを通り抜けながら、南房総ならではの美しい風景の中で、自然・歴史・文化・生活に触れられるよう、皆さまの協力を得ながら、このロングトレイル構想を実現していくための取り組みが、現在進んでいます。
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定年退職を目前にした多くの団塊世代の方々を中心として、健康志向の高まりや自然志向のライフスタイルなど、現在ロングトレイルの需要が非常に高まっています。それと共に、環境省などが進めるエコツーリズムや市町村などが取り組む地域活性化プラットフォーム事業なども、この動きを急速に推し進めております。
特に南房総は、首都圏のマーケットに近く、このロングトレイルの整備によって、自然環境の適正利用による観光の活性化が期待されています。
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日本では、長野県と新潟県にまたがった信越トレイルや、長野県の八ヶ岳山麓スーパートレイル、同じく長野県の浅間ロングトレイルなどが、すでに活動を始めています。
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