古民家ろくすけ:活動紹介

1. 古民家「ろくすけの会」の活動

平成24年に当法人の中に千葉シニア自然大学を開講し、その都市部に暮らす受講生の有志で「ろくすけを守る会」が結成されました。都市部に住む退職したシニアたちは、これからを元気で生き抜くための新たな居場所を探しており、この都市部のシニアの活力と過疎・高齢が進む農村を結び、都市部シニアが応援することで、地域も元気になり農業・農村を次の世代にまかせるまで何とか維持できないか、そんな応援の仕組み・組織として平成24年度末から活動をスタートし、ろくすけ長屋門の補修、集落の共同作業に参加して、周辺の竹林や里山の整備、祭りへの参加が始まりました。平成25年度からは、地域の平群ツーリズム協議会にも参加し、耕作放棄地を借りて、ソラマメや枝豆を栽培し、販売やみそ加工などを行い、平成26年度からは、南房総市吉澤地区の1軒のミカン農家の援農を行っています。

2. 「平群ツーリズム協議会」の活動

平成25年に、地域・都市住民、行政等が連携して地域の活性化を目指そうと、古民家「ろくすけ」を拠点とする平群ツーリズム協議会が結成されました。円卓会議の開催、地域資源調査の実施、地域資源を活用したプログラムの開発、都市住民を対象としたグリーンツーリズムモデル事業の実施、都市部シニアによる里山整備・農業体験実習圃場の運営などを行っています。
地域とのかかわりは一層深まり、古い歴史を持つ地域をみんなで維持してゆく仕組みができております。

3. 子どもたちへの自然文化体験・キャンプ

子どもの自然体験の不足が言われる昨今、ろくすけでは千葉自然学校やヤックス自然学校
(株式会社 千葉薬品)が主催して、都市部の子どもたちを週末ろくすけに招いて様々な体
験を提供する「週末ホームステイ」キャンプなどを行なっています。
また、地元の自主保育サークルが親子で利用したり、都会の親子がお試し移住体験を楽しん
だりと、幅広く環境教育の場として活用されています。

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